2023.7/2~7/5 沖縄本島北部ー今帰仁・古宇利島・オクマ編

Go to トラベル?全国旅行支援?で3回目の沖縄夫婦旅。今回は陰性証明も必要なくなって、本人確認だけで割引し、クーポンをくれるというもの。これでラストかな。今回ははじめての本島北部への旅。

 

7/2(日)
お昼にセントレアを出て、15時前に那覇空港着。機内はほぼ満席、那覇空港も続々と到着する人いっぱいです。

 

 

まずはレンタカーを借りるためマイクロバスで移動、渋滞でかなり時間がかかった。車の受け渡しを担当してくれたのはフレッシュな男性。この春まで名古屋の大学に行っていたそうで、ローカル駅の話などして笑う。

 

 

いざ出発!の時点でもう4時。今帰仁のホテルはここからずいぶん遠い。明るいうちに着きたく、高速にのって北へまっしぐら。本島縦断ドライブですよ。美ら海水族館の先は(私は)はじめてだし、海沿いの道じゃなくて山越えでトンネルをいくつも抜けていく。めずらしい風景。

 

2時間以上かかるかと思いきや、5時台には到着。リゾートホテルベルパライソ

とにかく広い!バス・トイレもわかれている。

 

なによりオーシャンビューですよ!ベランダに出るだけでこの光景、どこまでも広がる海!夕方でもこの明るさ、青さにおどろくばかり。

 


 

ビーチにおりていくと、数人が泳いでるだけの静けさ。右手に見える古宇利島に虹が出ている。

 

 

さて夕食なのだけど、ここら辺では夜に営業してるお店が少なくて、Googleで調べたキッチンテラスCoco Neelに。とても近いはずが、ナビが示すのが畑のすきまの「ここ通っていいの?」的な狭い道で、迷いながら到着。

 

 

夫はエビフライとマグロの南蛮セット、私はハヤシライス。

 

 

なぜかハヤシにも豚汁がついていた。飲んだら甘い。意外な味すぎる。自分では赤味噌で辛めに作るからかな。

 

 

数km先のコンビニで飲み物等を買い込んで、帰る道は真っ暗。街灯もほとんどない、道路の端が見えない(下手したら畑に落ちそう)、開いているお店もあまりない、思った以上の僻地感、まるで離島のよう。もはや開発されまくった宮古島よりも風情がある。

 

ということは、満天の星が見られるのでは?とホテルのビーチにおりてみたが、残念、雲がある。北斗七星だけ発見。代わりに、満月前夜の大きな月が煌々と輝いていた。

 

 

花火をしているカップルの声。暗い砂浜でアイスを食べる。沖縄明治のぜんざいバー。

 

 

ホテル入り口のディスプレイ。不思議なセンスであります。裏側の水槽には何もいないし。

 

 

廊下にはヤモリちゃん。

 

 

7/3(月)

ホテルのベランダから海を眺め


 

古宇利島へ向かう。

 

 

目指すはトケイ浜、ビーチエントリーで遊ぶ予定。

 


 

小さな古宇利島は道も細く、小型車(ヤリス)でよかった。トケイ浜がわからず、ハートロックがあるティーヌ浜の駐車場に入ったら、管理人さんらしき人が道を教えてくれた。しかも駐車場代はいらないって(払っても¥100なんだけど)ご親切にありがとう。この方はトゥクトゥクで島内を巡ってくれたりもしてるそうです。

 

はい、ほんのすぐそばでした、トケイ浜。すでに何組かの家族連れが海に入っているのが見える。気持ちが上がるな、今年初の海、今年初のシュノーケルですよ。昨年は毎日大雨だったんだから、海の青さを見られるだけでも最高!

 

 

ここ数年は那覇に泊まって船で慶良間へ連れてってもらってのシュノーケルだったから、ビーチエントリーも久しぶり。いざ入ってみたら、びっくりする光景でございました。サンゴも魚もいっぱい!ライフジャケットなしだったけど、足がつく範囲でも十分みられる。

 

 

岩の向こう側のビーチにも人の姿が見え、途中で移動。そちらはおそらくピース浜?さらにすばらしかった。シュノーケルを楽しむなら離島に行かないとって今まで思いこんでいたけど、意外や意外、本島にこんなスポットがあったとは。

 

ビーチエントリーだと息子が小さいころを思い出す。子どもと来てたときは朝から日が暮れるまでずーっと海で遊んだっけ。潮が引いてる時は潮溜りで観察したり、砂でなんか作ったり。自分も若くて体力あったんだな。

 

 

今回は満月大潮で、お昼には思いっきり干上がっちゃいました。サンゴを傷つけてしまいそう&自分も怪我しそうで、海から上がり、歩いて隣のハートロックへ。ほんの数分なのに、真昼の日差しで汗だく、秒でビーサン焼けもした。

 

 

順番待ちして写真撮る、みたいな。結婚29年目の老いた夫婦がこなくてもいいんやけど。

 

さすが、最近流行りの古宇利島だけあって、観光名所は人がいっぱいです。すれ違うのもやっとな狭い道で渋滞気味。そんなところにマセラティ登場で思わず見ちゃった。こんな車もレンタルあるのかー、タイミング悪く対向車だったらど緊張だな。

 

さてお昼。夫が調べてくれてた食堂はお休み、すぐそばのエビの店は大行列、結局ランチは古宇利島ビーチそばの古宇利島の駅 ソラハシで。オープンエアなフードコート

 

夫はポーク玉子弁当、私はゆし豆腐とジューシー。ビニール袋にそのまま入ってるジューシーを「どうやって食べれば?」聞いたら「握りながら食べて」むずいぞ。それぞれ600円、450円、350円、バリバリの観光地価格?!

 

お土産コーナー的なとこで追加購入した島バナナ50円、パイナップル300円、アンダギー3個270円。

 

 

パイナップルはジューシーだし、完熟バナナがむっちりしておいしかった。フルーツは他にマンゴーやスイカ、パパイヤなど。マンゴーは一つ前の家族連れに全部売れてしまってなくなったのが残念。。。(1本700円のを家族分買うのすごいな)。

 

もう一回車に乗って古宇利島にバイバイ、西へ。

 

続いては赤墓ビーチですよ、TwiceのMVとドラマ「ちむどんどん」のロケ地だそうで(ミーハーか)。駐車場で、隣の車から降りてきた若者がやっほーい!て声出してて、それを見られて恥ずかしそうにしてるのも、いとおかしでした。

 


 

ここはアマモがいっぱいあって、ひょっとしたら海亀がいるところ?

 

恒例の砂にマークを刻んで

 

ホテルに戻ってシャワー・洗濯。洗濯機は台数もあって、いつも待たずに使えて助かる。

このホテルの評価の分かれ目は、雑さを受け入れられるかどうかかな。口コミに書かれてた「掃除できてない」「古い」は、実際にそうで、廊下には砂やほこりが落ちてるし、部屋のお風呂も掃除してないし、なんなら初日にクローゼットが砂だらけだったのもびっくりしたけど、だからこっちも砂だらけのビーサンで気軽にうろうろできる。キラキラのリゾートホテルや那覇の街中ホテルではちょっと気を使うもんな。このどうでもよさが気にならない人に向くホテルでしょう。

 

ホテルビーチではSUPも行われてた

 

夕食はいつも困る。検索で出てきた店に実際行ったら閉まってたりして、今夜も悩みながら居酒屋 なが田

 

この辺はかつての繁華街なのか、路地にお店が並んでいる。鮮魚店、美容院、飲食店などの看板が見えるが、開いてるのはここくらい。昼間か、もっと遅い時間なら開いてるのだろうか。野良かペットかわからないが、そこらじゅうで猫たちが体をのばしている。

 

 

飲まない人でもしっかり食べる系のメニューもある。私たちはタコの唐揚げ、ソーミンチャンプル、モズクの天ぷら、チャーハンを注文。北海道のタコザンギのイメージで頼んだら、ぜんぜん違った。そりゃそうか。

 

 

モズクは手のひらサイズが5つも!頑張ったけど一つ食べきれなかった。

 

 

ほかには関西からのちっちゃい子連れ家族と、地元の中年男性3人組がいた。聞くともなしに聞こえてくる会話に目を丸くする。ところ変わればというか。

 

スーパーかねひでで買い物してホテル戻ると、この夜は大阪の中学生が修学旅行でやってきていた。ロビーに人がいっぱい。自販機前で飲み物を買い込む子どもたちと見回りの先生。朝は6:30朝食だそうで、ご苦労様ですな。

 

7/4(火)

ホテル駐車場の上はこんな山


 

この日は朝から辺戸岬を目指す。夫はワーケーションで沖縄にきた時、大雨の辺戸岬に行って「二度と行きたくない」と思ったらしい。レンタカーの受付お兄さんも夜中に行ったら真っ暗すぎて怖くて「二度と行きたくない」と言ってたのだが。晴れた朝ならどうなのか?

 

道中1時間強かな、途中、山が続き、海もざっばーんと波がたっていて、北部は風景が違うな。車を止めて写真を撮っている人も。

 

 

先月国頭村に泊まった友人も北部のワイルドさに魅了されたと言っていた。彼女は大石林山でスピリチュアルツアーに参加したそうだ。国立公園なのに所長さんがスピリチュアルガイド?神様降臨の地でお話を聞くなど、おもしろかったそう。1時間半も山歩きするなら真夏以外に行くといいかな。

 

道沿いの過疎感は寂しさを誘う。安室ちゃんの出身地大宜味村など、つぶれたのか休みなのか、店の残骸だけが並んでいるようで人の気配がない。神霊治療研究所なる表札も見かけた。

 

到着、辺戸岬。車を一歩出たら強い日差しに目がくらむ。

 

突き出た崖に岩がゴロゴロ

 

 

その中に不動明王がいらっしゃる

 

 

若い人のグループがいて、断崖から「魚が見える、ほら、あれ、青い大きいのいる」と声が聞こえた。落ちたら死ぬなと思いつつ崖の下を覗き見たらほんとだ!イラブチャーかな、岩の上でちらちらと動くもの発見。この高さから見えるとは、透明度に驚く。

 

 

あとで聞いたら、辺戸岬はサメがいるらしい。知っていたら探しだのだが。

 

この花はなんだろう

 

北の果てまで来る人も案外多いのだな。駐車場には続々車が入ってくる。中高年夫婦とか、母娘旅とか。駐車場のトイレを使わせてもらったが、こんな僻地でキレイなお手洗いが維持されてるのも驚き。

 

辺戸岬観光案内所という建物もあった。

 

冷をとらせてもらおうと入ってみると、観光客は誰もおらず、スタッフの女性が死んだ目でパンフレット的なものを黙々と三つ折り作業中。雇用を作るためだけの仕事があるんやな(これは嫌味じゃなくて、大型産業がなさそうな地できちんと給与が出る仕事は貴重なものだと思うから)。

 

ここで午後のアクティビティを予約していたOKUMA naviから電話。シーカヤックとシュノーケルを頼んでいたのが、風が強くてカヤックはできなくなったと聞く。ビーチエントリーのシュノーケルだけになってしまって、かなり意気消沈。それなら自分たちだけでもできそうだし、カヤックやってみたかったんだけどな。しかしお天気ばかりは仕方ない。

 

となると、時間も短くなるし、あとでまた自分らで他のビーチも行ってみるかと、南下しながら下見した。辺土名ビーチに寄ってみる。

 

 

なんときれいなターコイズ!米軍関係者と思われるご夫婦が、ミニチュアダックスと泳いでるだけ。静かです。

 

このあと、シュノーケルの予約時間まで、道の駅ゆいゆい国頭で時間調整


お土産品を眺めると、ここは猛烈にヤンバルクイナ推し。ぬいぐるみを手にした夫、「息子にどうかな?」「いや、25歳男にどうだろうか?」、息子にはイラブチャーのカラフルステッカーにして(それならよろこぶのか?)、ヤンバルクイナはマグネットを購入。今、冷蔵庫にくっついてます。リアルタイプなのでクチバシの尖りがちょっと怖い。

 

オオウナギもいたよ

 

お願いしていたOKUMA naviは、道の駅のすぐ向かい。


 

ビーチシュノーケルは1人¥5,000で、沖縄彩発見NEXTクーポンで払えた。シーカヤックができなくて残念だとぼやいてたら「もし行ったら帰りがお仕置きみたいになるよ」ははは。

 

風の強さはシュノーケルの場所にも影響するようで、「いつも連れていく最高のスポットは今日は無理だから別の場所で」(えぇぇ?!ますます残念)

 

もう1組、同年代と思われるご夫婦といっしょに車に乗り込む。連れてってもらったビーチは、さっき立ち寄ったところの近く。むむ、ここなら自力でも来られたのでは?と少々気落ちしたのも束の間、海に入ったら吹っ飛びました。

 

 

入ってすぐからサンゴ、サンゴ、サンゴ。宮古の八重干瀬(やびじ)以来?長らくお目にかかってないサンゴ郡が広がっている。テーブルサンゴ、脳型のも枝サンゴも、大きさも量も半端なく、古宇利島で感動したのが上書きされるほど。すばらしい!

 

 

 

ど干潮でサンゴが近いのもあって迫力満点だった。いつまでも見てたいけど、浅すぎ近すぎも厄介で、フィン等でサンゴを傷つけないよう緊張した。このすばらしい光景が続くよう願うから、大切にしたい。

 

いやね、事前に有料のアクティビティを調べてたとき、オクマあたりでは船で沖に出るシュノーケルツアーがなさげだったんですよね。有料なのにビーチエントリーなの?て思ってたけど、体験して納得です、沖に出る必要ないわ。ここだって相当なのに、ふだん行くスポットはこれ以上だそうで。次回の楽しみができた。

 

 

堪能したなぁ。昨日の野良シュノーケルと違って、ライフジャケットの装着により、足がつかないとこにも平気でいけたから、思った以上に泳ぎっぱなしで体力も使ってたよう。ホテルへ戻ることにする。

 

シャワーして洗濯して、ご飯どうする?のお決まりパターン。車海老レストランは夜もやってるがいかにも観光客向けっぽくてなんだかな。夫がすぐ近くのお寿司屋さんを見つけてくれた。てるちゃん寿司

 

17時からという情報を見て行ったら、まだのれんが出ていない。戸を開けて伺ってみると「18時から」とのこと。時間潰しにあてのないドライブ。

 

今帰仁村のメインストリート的なところも何度も通っているけれども、歩いている人がいないからか全体に閑散として見える。営業をやめたまま放置されてるお店もある。気になった看板はダチョウらんど、アヒル肉販売、北山高校は駅伝部ががんばってるっぽいこと。

 

 

民家は小ぶりで琉球瓦の平屋が多い印象。中部で見かけるようなコンクリート二階建ての家は少ない。畑にはさとうきびのほか、なにかわからんものも。スイカも名産らしい。少し離れれば道の脇には鬱蒼としたジャングルがあり、沖縄北部は森、山、緑の土地だなぁ。やんばるまで行かなくても。

 

眺めながらなんとなく西へ向かってたら、夫が「備瀬のフクギ並木に行ってみよっか」と、本部へ。オリオンのリゾートホテル周辺から細い道に入る。車を止めて散策。レンタサイクル屋さんが借りてないのに道を親切に教えてくれた。

 

 

入り組んだ細い路地にびっしり立ち並ぶ木々、少し薄暗い砂の道。木々が音を吸収するのか、海はすぐ近くなのに、波の音も聞こえない静寂。趣のあるところでございました。水牛車でめぐる観光もあるんだと看板を見て初めて知った。たしかにそれもいいかもな。

 

 

海岸では沈みゆく夕陽を眺めて。

 

この辺で食べるところがあればそれでもよかったんだけど、本部のこの辺も夜はやってない店ばかり。今帰仁てるちゃん寿司に戻る。

 

 

中学生男子が注文をとってくれる。お孫さんかな?特上にぎり¥1,200、お魚入り味噌汁つき。

 

 

サーモンの横のネタはなんだろうか?ミーバイならもっと白いだろう。わからない。その隣の貝もわからんがシャコ貝か?聞けばよかったんだけど疲れてて黙々と食べ終わっちゃった。イカバターとともに。

 

 

スーパーAコープにいってみる。地元のスーパーという感じ、魚売り場にも名前を見てわからない魚が並んでいた。お米が高いんやね。ぱっと見た限り5kg袋しかない。意外なのはモヤシで名古屋の3倍くらいの価格。お土産にオキコラーメンのパックだけ買って、かねひでにはしご。

 

パインなど購入。なにかわからない「タロイモりんがく」とやらを買ってみた。おはぎのように見えて、生姜の入ったきんとんみたいなものらしい。ねったりしていてかなり重厚だった。要スプーン。

 

 

これもタロイモりんがくと同じ味、生姜風味で甘いどろどろ。飲み物でなくておかゆ的な?

 

 

7/5(水)
最終日はまず今帰仁城跡へ。世界遺産。ホテルで割引入場券を買って向かった。

 

 

10時でも日差しが痛く、サングラスなしでは歩けない。

 

 

暑さにやられながら登っていくと、

 

 

はるか下に民家を、遠くに海を見渡せた。王の視点だぞ(日本の城は殿のだけど、琉球王国には王がいた)。

 


併設の歴史文化センターに寄ってみる。力のある北山王の昔は栄えたのだろうな。祭祀を司る女性に代々受け継がれたという勾玉や水晶。

 

 

夫プランでは名護の食堂でランチの予定でした。今回の旅ではまだチャンプルも沖縄そばも食べてなくてね。普通の白ごはんが食べたいのもあった。しかし案外早く着いてしまって、まだ食欲もなく(たろいもりんがくの残りを朝、食べたのもあり)金武町のキングタコス本店に変更。名護は通過する。

 

流し見た街は、今帰仁からしたら都会であります。全国的なチェーン店やホームセンター、銀行、士業の事務所も。北部の人たちは、買い物や手続きもろもろ名護にくるのだろうか。

 

 

車窓から、推定樹齢300年というひんぷんガジュマルを眺める。このあたりにはアーケードの商店街もあったが、シャッター街。昭和のまま時が止まっているかのよう。

 

島の東側、宜野座を抜けて金武町へ。一方通行で迷い、アクティブパークとかいう無料駐車場に車を停める。パーキングでおしゃべりしていた白人と黒人の男性が「ここ」と指差してくれた。

 

知らなかったが地図を見たらすぐ近くにキャンプハンセンがあるんだな。キングタコス周辺はコザの街のような歓楽街でありました。バーやTatooショップ、「ミリタリーカットOK」の床屋さんなどが並ぶ。週末や夜はにぎわうのだろうか。

 

タコライス発祥の店:キングタコス 金武本店

 

 

ここで食べるべきは「タコス」じゃなくて「タコライス」だと夫が沖縄市在住の人に聞いて、ライスのほうを。700円で夫はチーズトッピング、私はレタストッピング、2階でイートイン

 

 

肉は挽肉というよりコンビーフ?生姜が効いている。しかし多いな、持ったらずっしり。食べても食べてもご飯が減らないぞ。お茶碗3杯分くらいありそう。

 

2階のお手洗いは一人用で鍵をかけて入るんだけど、手を洗ってたらドアがガチャガチャいって、いきなり男の人が入ってきた!はぁ?!簡易な鍵だから揺らしてると開いちゃうみたい。これから行かれる女性の方、同行者がいるならドアの外にいてもらうといいかも。ご注意ください。

 

キングタコス向かいの路上には米軍払い下げの物品が並んでた。米軍古着屋 ROBIN。

 

 

店の中にも上着や靴ほか大量の品がびっしり積まれている。ただ中は風も通らず猛烈な暑さで、私は早々にギブアップ。夫は表に出てたサングラスと帽子を物色。

 

帽子はサイズが合ったLだけ高いという。入荷するのはほとんどがMかSなんだって。夫は決して頭が大きい方ではないのだが、米兵さんたちの頭がいかに小さいかってことよね。これだけでも日本人の8頭身はレアだろうと思ったエピソード。トップガン的なナス型サングラスを500円で購入。

 

 

ここからはうるま市、海中道路を渡って浜比嘉島へ。途中、米軍機が飛んでいた。

 

海中道路はずいぶん道が痛んでてますな、あちこち凸凹。ゆっくり行かないと危ない。それより何より、この日は海の上をいく爽快感ナッシング。干潮時間で海が完全に干上がっていてね。ずーっと先まで砂、青くない。降りて歩いている人も見える。何か取れるのか?

 

 

島ではアマミチュー、シルミチューへ。夫は以前に沖縄の人ときたことがあって、今回連れてってくれました。アマミチューのお墓近くの駐車場に車を入れると、釣り竿を持った人の姿も。この干潮でも堤防なら釣れるの?

 

アマミチューのお墓前にはこんな大岩が。角度によってはこれもハートロックに見えなくもない?向こうの橋が海中道路。

 

 

次のシルミチューまでは2キロ弱、歩いても19分とGoogle先生は言うけど、炎天下、歩きはとても無理。島の細い道路を走らせてもらう。最寄りビーチの駐車場にとめると、バーベキューしたり海水浴する地元の親子連れちらほら。

 

 

ここからは100段以上の階段をのぼっていく。木々に囲まれていて日陰ではあるのが救い。

 

 

登り切った先は一瞬ひんやりするような独特な空気。鍾乳洞の奥が見えないのも神秘的。

 

 

不思議な形にうねっている木々も目を奪われる。異世界みたい

 

 

それにしても外を歩くには暑さが厳しいな。昨年一昨年は秋にきてたから(しかも雨だったから)沖縄の夏を忘れてた。久しぶりに7月にきたら日差しが全然違いますやん。刺すような日差しと湿気で消耗してしまう。

 

涼みたくてアイスを目指す。イオンモール沖縄ライカムの脇を通ってブルーシール

 

 

アメリカンスタイルの広い店内、マゼンタ色のソファがいいな

 

 

帰りの飛行機は20:50発でまだまだ時間はあるっちゃあるんだけれども、もう行きたい場所も特になく、車を返すことにする。ラスト1日も目一杯遊ぼうという計画だったが、連日遊んだあとの炎天下は思ったよりしんどいとわかった。宜野湾、浦添をとおって那覇へ、このへんにくるとビルが立ち並び、複数車線をたくさんの車が行き交って、都会の風景。

 

おもしろいのは沖縄の看板で、書体も色使いも独特、なんともいえない味がある。いつか歩きでいろいろ撮り集めたい。地元商品のパッケージデザインも味わい深いチープ感あり。このアイスとかさ。

 

 

那覇空港に着いたのが17時くらいだったか。暇。お土産ショップを物色。留守番中の息子になんかないかなぁ、シーサー柄のネクタイ?うーん、短パンとか?あ、SPAM柄のタオルは?などと。

 

沖縄最後の食事はどういうわけか北海道スープカレー。タコライスがまだ消化できてなくて、軽くソバくらいでいいやって思ってたのにな。香りに誘われてしまった。小樽に本店があるショップで味も本格的、CRAZY SPICE NAHA AIRPORT

 


 

ちょっと違うのは、ライスかナンを選べるてこと(北海道ではライスしか見たことない)。店員さんたちもインド系のようだった。CRAZY SPICEのサイトを見ると、あらインドカレーもやってる!そういうことか

 

20:50分に那覇空港発、22:50分セントレア着。愛知県は大雨、荷物が出るの遅くて名鉄は23:31発、名古屋市内には24時過ぎになった。同便で降りた人たちの大半が名鉄でなく駐車場に向かったのは、その先の終電がないからか。

 

今回はじめてこんな遅い時間の特急に乗ったけれども、この時間の名鉄は非常に治安が悪いんだな。気分が悪くなる出来事を目撃してしまって、旅の終わりが台無し。次はもうひとつ早い便がいいかもな。

 

おみやげ

 

SPAMじゃないほうのポークTULIP、スパムより脂少なめで食べやすい。ただし缶の蓋が昔ながらのくるくる回して開けるタイプで少々手間。

 

はじめて買ってみた「こんぺん」は息子さんがえらくお気に入りだった。ピーナッツクリーム入りのクッキーのような焼き菓子のような。特に御菓子御殿のほうのやつ。「甘ふちゃぎ」は団子に甘い小豆がまぶしてある。餡ではなくて形のままの小豆なのがポイントか?