2007.9.23~24 三重:伊勢志摩

毎年、伊勢神宮奉納花火大会に誘ってもらってる。この夏は台風の影響で延期となり、9/8に。秋の花火もいいものです。ところが、今回、夫は仕事のため行けなくて、残念無念。雪辱戦?として、今回の旅が決定。

夏休みに伊勢志摩に行った人の情報によると、志摩スペイン村は空いてて、のんびり回れるとか。ジェットコースターを降りた途端に、もう一回乗れるみたいな状態というし、行ってみることに。できたばかりの頃(まだ独身だった)に何回か行ったなぁ。最後は子どもが一歳のとき。久しぶりだし、いいかもー!と。

オフィシャルHPをみてみると、この時期は6時閉園。夕方からのトワイライトパスもなく、通常パスポートは4800円。ヤフオクをみてみると、近鉄の株主優待券が出品されていて、これを使えば半額になることが判明。3人分を1000円で購入。

9/23

朝10時半過ぎ、自宅出発。名古屋高速→伊勢道で志摩へ。途中、嬉野SAで休憩。伊勢西インターの出口が渋滞していたので、朝熊インターで下り、二見・鳥羽ルートで志摩へ。13:00過ぎに志摩スペイン村周辺。

まずは、ホテルにチェックイン手続き。スペイン村直営の「シーズン・イン・アミーゴス」。ホテルからスペイン村まで徒歩10分ほど。スペイン村Pは有料(1000円)なので、歩いて出発。でもーーー、残暑厳しい中、暑い暑い。到着までに汗ダクダク。

朝ごはんから飲まず食わずだったので 、まずは昼食。アーケード内キャラクターカフェ:チィコチィコてとこで、ハンバーガーセット。

そこから左手に進み、アトラクションがたくさんあるエリアへ。CMで見たアトラクション:「不思議の国のアリス」が気になってたんだけど、長い行列であきらめ。魔法の杖で炎や光を操りゴーストをやっつける、やってみたかったよー。

他も、結構並んでます。ジェットコースターは40分待ちとか。ひえー。とりあえず、すぐに乗れるバイキングに。こんなの何年ぶりだろうか…。息子には初めての体験。

私はもう勘弁だよー。ふわっとなるときに胸がぎゅーんと締め付けられるようで、目を開けていられなかった。息子はなぜか、すっごく気に入ってしまって、このあと帰るまでに5回くらい乗ってた。他の人の話を聞いても、子どもはバイキングが好きみたいね。ちっちゃい子はブランコ感覚で平気なのかなぁ。

その後、35分待ちのスプラッシュモンセラー(急流すべり)に並び、アルカサルの戦い(シューティング)へ。シューティングは、鈴鹿サーキットで何度もやって、息子のお気に入りなのです。

ここでちょっと移動。暗闇を駆け抜ける闘牛コースターに(ここは15分待ち)。真っ暗で前が見えないし、急ブレーキで頭を打ちまくり、何がなんだか分からないまま半分過ぎたって感じだったけど、途中、明るいところでブレイクが入ったあとは余裕。ここって、昔は列車をイメージしたものだったような気がするけどなぁ。何にしても、もう少しストーリー性を膨らませたら楽しくなりそう。

そこから奥のコロンブス広場方面へ歩く。コロシアムでは、フラメンコがあったみたいで、見られず残念。到着がゆっくりだったから、パレードも終わってるし。

息子は遺跡や古代文明が好きだったりするので、ハビエル城博物館を見たいと言ったんだけど、残り時間もわずかになってたので、後回しにすることにして通過(結局、この旅では見学できず)。城壁の下を見下ろすと、遺跡のレプリカ。こういうのが好きみたいなんだよね、彼は。

ずんずん進んで、アドベンチャーラグーンに。海賊船を模した乗り場がパイレーツ・オブ・カリビアン?!「クラーケンが出るぞー」なんつって、ボートに乗り込む。坂を上って下ったり、大砲の音とともに、噴水が出たり。USJのジュラシックパークがふとよぎる。しっかし、セットの人形や動物が古くなって色あせ、ちょっとかわいそうな感じっす・・・

続いて「チョッキーの不思議な館」で鏡の部屋で頭グルグル、「ドンキホーテ冒険の旅」はお子ちゃま向けかな。

「ドラゴン城の宝探し」は、入り口で、袋の重さを覚えて、それと同じ重さの袋を探して持ってくるというゲーム。三人とも、本物より軽いのを持ってきちゃってハズレ!商品ゲットできず、がっくし。

さーて閉園までの残り時間も一時間となり、さくさく戻ってたんだけども、クエントスの森に迷い込み…あぁ。ジェットコースターの辺まで戻るころには待ち時間も減ってるかなぁと思ったのは、甘い期待だった。まだまだ30分待ち。アリスは今日の分締め切りだし。がくっ。教訓:8時には家を出るべし。
でもでも、最後に乗ったよー、グランモンセラー(ジェットコースター)。息子、衝撃の楽しい初体験だったみたいで。

シャトルバスでアミーゴスへ。意外にたくさんのお客さん。しっかし、ここ、パンフにあるように「お友達の家に泊まるような感じで…」そのまんま。まず見た目がホテルらしくない。造りがさー、前に住んでたマンションにそっくりなんだよね。

お部屋も然り。ワンルームマンションの部屋を想像してもらうといいかな。中はフローリングで、靴を脱いで入る。予約したトリプルルームは、ベット三台でぎっしり、椅子・ソファは無し。ごくごく普通の家庭用みたいな窓があり、小さなベランダにも出られる。ユニットバスは、一人暮らしのお部屋を思い出す感じで。

さて、ここにはレストランがない。スペイン村がもう少し遅くまで開いててくれれば、夕飯食べてこられたんだけど。
夫が昔、仕事でこっち方面に来ていたとき、ときどき来たというお店を目指して鵜方へ。一度、二人でも行ったっけ。サザエのつぼ焼きや、海の幸が美味しかった。

が、お店についてビックリ。駐車場が広がってるし、お店の中も満席。「今日は待ってもらっても対応できません」と断られちゃった。ざんねーん。

そこで道沿いにあった、おふくろ食堂とやらで定食。

おかずいろいろ、お刺身と煮魚がうまいっす。


朝食はパンとコーヒー無料、セルフサービス


シーズン・イン・アミーゴス外観

食後は、ホテル志摩スペイン村 の奥にある「ひまわりの湯」へ(ホテルのお風呂、ちっちゃかったからー)。これが、まいったのは、車をスペイン村に置くように言われたこと。閉園してるというのに、駐車料金1000円はあんまりでは??もっと早い時間なら、アミーゴスからシャトルバスもあったんだけどね、帰りの最終が8:30で。それじゃ、晩御飯を食べ損ねちゃうし、送迎がある時間帯をはずしたら空くのかなーなんて思って車にしたわけなのだけど。

お風呂、人だらけです…。んでも、シャワー争奪戦をしなきゃいけないようなほどでもなく。露天風呂が気に入ったよ!照明でお湯の色がグリーン、イエロー、青、紫、オレンジって、変わっていくのね。幻想的で見とれる。秋風が、肩から上をすすーっと撫でていって涼しかったー。

お湯は、さらっとしていながら、あとで肌がツルツルになってる感じ。湯上りにスーパーホットになることもなく、気持ちのいいお風呂でした。

 

9/24

9時半ごろチェックアウトして、志摩マリンランドへ。株主優待券に、マリンランドの無料券がセットになってたの。山道で前が見えないくらいの大雨。ぐわぁ。が、着いたらちょうど止んで、外にあるペンギン島も見られて良かった。

ドクターフィッシュ。角質をとってくれるんだって。水槽に手を入れると、ぶわーっと群がってきます。めちゃめちゃくすぐったい。

エイ。とにかくでかい!畳ぐらいか

マリンランドのアイドル

息子、古代の海の展示で、恐竜や進化のことなど説明してくれる。好きなんだよね。さかな図鑑は何度も読んで丸暗記みたいな。もっと良いのをかってやりたい。そんなこんなで、面白かった。マンボウが食用になるのも初耳だ。煮る?焼く?

10時過ぎると、人も増えてくるね。11時過ぎにマリンランド出発。伊勢へ。それまで止んでいたのに、山でまたまた雨が激しく降りだす。復路は伊勢道路で。

実は、伊勢への目的の一つはグルメ。花火に行けなかった夫は、お寿司を食べ損ねたのです。そこで、神宮参拝前に、大喜にて昼食。皇室御用達でもありながら、敷居も料金もそれほど高くないというか、まぁ私たちでも何とか行けるかなってとこ。にぎりがほんとに美味。特に赤身が。

それから内宮方面に移動。さっすが連休、駐車場がちっともあいてないよ~。最果て川べりPに駐車したので、川沿いをずっと歩いていく。お店がある通りを往くのも賑やかでいいけど、小魚や水鳥を見ながら往くのもまた良し。

人の流れに乗って、橋を渡る。今回の旅、目的のもう一つはスピリチュアルなエナジーチャージ。他の人にはどうかわかんないけど、私には、伊勢神宮は何かを感じる場所、パワースポット。玉砂利の音、聳え立つ大木、木の香、独特の雰囲気が好き。

順番待ちをして参拝して、鯉を眺めて、しゃもを見て。帰りに橋を渡ったとき、木の上に真っ白なサギがとまっていたのが印象的。

帰りは参道を。牛串、はんぺん、おせんべい、干物などなど、いろんな良い匂いがしてる。さっきお腹一杯お昼ごはん食べたのに、そそられるなぁ。伊勢は美味しいものがいっぱいです。

おかげ横丁に寄り道して、 火打石を試したり、神棚やパワーストーンを眺めたり、おみくじを引いたり。この時期は招き猫祭りをやっていた。9月29日は「来る福」とか。

と、夏場しかないと思っていた赤福氷を発見。でも、参道のお店はあまりの長蛇の列ゆえ、駐車場のほうにある五十鈴川店まで歩いたよ。そっちは並ばずとも座れて良かった。あんこ好きの息子は、ノーマル赤福で。うーん、やっぱウマイ。

3時過ぎ、伊勢西インターから帰路に。二日間食べっぱなしだったなぁ・・・