2006.1/6~7 愛知県三河地方:豊川・伊良湖

ユニバーサルが日帰りだったので、お泊まりで出かけたい!と急遽ホテル検索。
やっぱ温泉とか良いよね~と思いつつも、普通タイヤしかない我が家の場合、雪が積もるような場所は不可。一泊で行ける近場で、積雪の心配なしってどこ?と決めたのが、伊良湖。
なのになのに~、天気予報では前日まで愛知県全域で雪の予報。キャンセルするのかどうするか、ギリギリまで迷ったけど、起きてみたらなかなかの良いお天気。よかったよかったって意気揚々と出発!

 

1月6日

東名で豊川インターまで。せっかくだから、豊川稲荷に参拝していくことに。
10年くらい前、 当時乗っていたミニクーパーを手放すときに、サヨナラ旅行として、豊橋に泊まりに来たことがあって(当時のホリデーイン、今で言うホテル日航豊橋 )、そのときにお参りしたっけな。懐かしい思い出。
駅近くに大きな市営駐車場ができていて、そこに停めて歩く。さびれたような商店の脇を通って、料理屋さんの呼び込みの声を聴きながら。豊橋名産ヤマサの竹輪も発見だ。参道には屋台が並んでいて、名古屋じゃ見かけないようなキャラクター飴なんかがあった。
何よりも不思議な感じなのは、同じ境内にお寺があること。神仏混合?なのは、ここ豊川稲荷が曹洞宗のお坊さんをお守りするものだからだそう。今では「商売繁盛」で賑わってるわけですが。日本三大稲荷って、あとどこだろう?

ときどきお参りに行っているお千代母稲荷だとアゲをお供えするのだけれど、こちらはまぁ、そういう風習もないようで、あっさりと参拝修了。
で、ちょうどお昼時でもあり、門前の松屋さんというお店に入った。夫は名物いなり寿司定食、息子はうな丼って、お昼からしっかり食べてた。お正月以来の食べっぱなし生活で胃の皮が伸びてるんだろうねぇ。私は控えめに開運きしめんを注文、いなり寿司が二つ付いていて、一つはほんのりワサビ入りでした。

ご飯を食べたら、豊川をあとにしてホテルへ。
渥美半島にはいると、見渡す限りのビニールハウス群。いちご狩りができるようだったからイチゴなのか?そしてキャベツ畑も壮大に広がっている。海沿いの42号を走り、3時前に伊良湖ガーデンホテル 到着。
半円形のちょっと変わった形の建物で、全室オーシャンビュー。私たちの部屋からは、師崎や鳥羽とつなぐ伊勢湾フェリーの乗り場が見えた。陽射しが差し込む部屋は、エキストラベッドを入れても余裕の広さでいい感じ、織り上げ天井も好きだったな。

あらかじめプールがあると調べてあったので、水着を手に、地下にゴー。
この時期なので他には数人しか居ないし、ゆっくりできる。 スライダーやジャグジーなど遊び要素はまったくない、ただの20mのまっすぐなプールだったんだけど、2時間も過ごしちゃった。
年末、息子が冬休みの短期水泳教室に通っていたので、その成果を見せてもらうぜ!なんていって、スパルタでバタ足特訓したりしてね。私も今回はコンタクトも外して、マジ泳ぎしたよ。夫とクロール+平泳ぎで往復競争なんかもしちゃって。水の中でゆらゆらするのはキモチイイねー。

夕食はバイキング。レストランが18:00~だったんだけど、宿泊客が一気に押し寄せ、お料理をとるのも行列。中には、順を乱したり、人の頭越しに手を伸ばしたりするアンモラルな方々もいるわけで、気分悪いんだよ。卑しいよ。こういうのって本当にゲンナリする。まぁ、みんながある程度お皿にとって食べ初めてからは、落ち着きましたけれども。
豚カツと名物の大アサリは目の前で調理してくれる。アサリって春の物かと思っていたけど、ともあれ焼きたてはおいしかった。
デザートはミニシュークリームとミニたい焼きが美味だったな。昼間プールで消費した以上に食べちゃって、きっとまた太ったわ~

食後は大浴場へ。残念ながら温泉ではないんだよね。食事の時に、平日の割にはたくさん宿泊客が居るなーと思ったけど、お風呂は空いていたので良かった。シャワーの争奪戦もなく、のんびりと足を伸ばしぼんやり、ほわ~ん。
お風呂上がりはお部屋でテレビ。三人とも泳ぎすぎたのか、照明を暗くした途端に誰かの寝息が聞こえてきたよ。10時過ぎには全員就寝。

 

1月7日

翌朝、7時半起床。お風呂へ。
昨夜はわからなかったけれど、ガラス張りの展望浴場、海を見下ろす爽快な眺めを堪能。贅沢気分だなぁ。
朝ご飯も昨日と同じレストランで、同じくバイキング。夫はパンで洋食、私はお粥で和、息子は折衷。ワラビ餅がおいしかった(って、朝からまた甘いものまで食べた、わわわ)。

チェックアウト後、張りきってホテル前の砂浜に出てみた。寒くなるという予報どおり、風が冷たいのなんのって、もう。強風にあおられて、身体ごと飛んでしまいそう。お部屋から見ても波が高かったけど、近づくとさらわれそうな海。それでもフェリーは出港してたよ。私たちは震えながら早々に車へ引き上げました・・・

後ろの建物がガーデンホテルです

さーて、そのあとは、他の人の旅日記で「おもしろかった」と書いてあった農業公園サンテパルクへ。
これがさー、公営だからかなぁ、商売っ気が感じられない。途中まったく看板とか見あたらないのよ。パンフレットの地図を見ながら、それでも一度おかしな道に迷い込み、とんでもない山道に出ちゃったりして、ようやくたどり着いた次第。
外で遊ぶには寒すぎるとも言えるけれども、駐車場はガラ空き、野菜売り場に地元のオバチャン数人が買い物に来てるだけ、人気がないぞー。暖かい季節ならもう少し賑わうのかな。

右の写真は、野菜をかたどった遊具で遊んでみた光景。貸切状態。有料(といっても200円だったか)で的当てや輪投げみたいなミニゲームもあり、従業員と思われるおじさんが手ぐすね引いていたけれども、遊ぶと余計に寂しい気持ちになりそうでやめておいた。
あんまり寒いので建物の中に入り、 設置にお金がかかってそうなクイズコーナーに挑戦したり、野菜も買った。雪のせいか、世間の野菜価格は高騰してるので、ここの安さは衝撃的なほど!思わずカゴいっぱい購入したよ。もちろん田原産のキャベツも忘れずにゲット。家で食べてみたらグーでした~

んで、名物?おもしろ自転車に乗りましたデス。写真がちっちゃくてわかりにくいかもしれないけど、二台の自転車がくっついた状態プラス真ん中の座席に二人座れる4人乗り自転車を借りた。20分間200円ナリ。
こぐのを交代しながらあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。一人がハンドルをきると、もう一人は「ぐおーーん」と引っ張られる。カーブの時は外側の人は吹っ飛ばされそうだし。きゃーきゃー言いながら走ったよ。ポニーを横目で見ながら。けっこう盛り上がったんだけども、とにかく寒くて、手が冷たすぎ。切れそう。ってことで、さようならサンテパルク。さようなら渥美半島。
季節が良いときに、いつかまた海を見に来てみたいな。

休暇村 伊良湖
伊良湖ビューホテル
恋路ヶ浜 黒潮
月の渚