2020.11.6〜11.9 Go toトラベル沖縄本島
11月6日(金)
沖縄に行かない夏でした。海に行かないまま一年終わるのさびしくて、季節を取り戻すような気持ちでGo to。
2時55分セントレア発JTAで那覇空港へ。
ついた途端のもわっとした空気に名古屋との違いを感じます。オンシーズンほどではないけど、まぁまぁの人出じゃないですかね。
レンタカー屋さんも大混雑でした。ここで地域クーポンが使えてラッキー(使える店を探すのが手間だったから)。今回、日産キューブです。
ちょうど日が落ちていくころ。いやー来たよ、ついに来られた、沖縄へ。気持ち高揚するわー
まずはホテルへ。
空港でもチェックしてましたけど、ホテルのチェックイン時も体温調べられ、いつになくものものしいですな。ちなみに夫は体温39.8度って表示されてました、もちろん誤作動。
那覇の市内だし、お部屋はリゾート感なくビジネスホテルのようです。
初日のご飯は有名なジャッキーステーキハウスへ
那覇には何度も来てるのに初めて。ヒレステーキをいただきまーす
特製ソースはケチャップ味が強い感じ。塩コショウでいただきました。
旭橋方面へ食後の散歩
デザート:ブルーシールアイス。
完全に浮かれた観光客のようだけど、ほぼ満席の店内は地元の人達っぽい。
途中、猫がたくさんいました。沖縄の猫、足が長くない?気のせい?それとも痩せてるからそう見える?
道々、見つけた自販機。
りゅうぼうスーパーで買物。
歩いてると汗ばむ蒸し暑さではあるけども、スーパーは冷房きかせ過ぎじゃないのか?!おもしろいものないか見て回りたくても、寒すぎてさっさと出なきゃと焦るほどよ。
こんなの買って帰りました。コーヒー牛乳、1パック100円以下、おどろき(ただコーヒー味薄め)
夜、仕事する人。
念のために持ってきたMacBookとLANケーブル大活躍…
11月7日(土) 晴れ
二日目、晴れてる~!よかった。部屋からの眺め
この日はシュノーケルを予約してました。ホテル送迎なし、自力で港に集合、お昼も各自持参ですが、一人¥3,800という今まで見たことないお安さ。いったいどんな感じやら。
10時出港、スタッフさんによるとこの日は久しぶりのいいお天気だったとか。
11月に海に入るのは初めてで、10月後半に知人が沖縄で海に入ってたから大丈夫だよなと思うの半分、やっぱり寒いんじゃないかと心配半分で来ましたけど、予想気温30度、沖縄でもこの時期めずらしいほどの暑い日だったみたいです。
慶良間に向かう間は日差しさんさん、甲板は暑いくらい。それでもやっぱり夏よりは太陽弱ってるのかな、目が潰れそうなジリジリさはない。
ポイント到着、底まで見える透明度。やっほー
水温も全然OK、ただ今回は割と小魚が多い地帯で、特段の感動はなかったですね(慣れってやつですかね?素直に喜べないのつまらんな)あ、ウミヘビがいました。縦にぐるぐるとシマシマが回ってました。
ちなみに、年寄り夫婦ってことで、これまでになく心配されてたようです。「シュノーケルをやったことはあるか?」「泳げるか?」、持参したフルフェイスマスクも「今までに使ったことあるか?」いろいろ聞かれました。事故があってはいけないですからね、体力もない、経験もないおっさんおばはんだったら目を光らせないとって思ったんでしょう。
んで、小さな事故あり。はは。
ボートの2階から飛び込みして、船に上がってきたら顔面に傷が。なんで?鼻をつまんでた爪が刺さった?水圧?でもおもしろかった、海面を見ると怖じけ高さで、怖い怖いって嫌がってた女の子もいたけど、思い切って柵を越えたら空中と海中をぐるぐる回るエンターテイメント。落ちてから海の中にぐーっと沈んでくのも楽しい。自力じゃこんなにもぐれないもんね。
ひるごはんは軽くパン。酔いたくないから、船の上では小腹すいてるくらいがいい(といっても沖縄のパンってカロリーすごいけど)
1日コースなのに、船はポイントを変えずに同じ場所に停泊。ダイビングの人たちは、バナナボートで船から離れたとこまで運んでもらって潜ってましたね。なるほど了解、格安シュノーケルはダイビングのおまけってことか。オプションのアクティビティも勧められたけど、そういうことがしたいわけじゃないんだよね。魚が見たいんじゃー。
で午後、「体験ダイビングの人を亀スポットに連れて行くんで、ついてきますか?海面からでも見えると思うんで」と声をかけてもらいました。年寄りだけどまぁまぁ泳げると判断されたみたいですわ。
珊瑚じゃなくて、大きな岩がある深いところまで泳いでいって数分、海底のインストラクターが指差してくれたところに、おぉー、おっきい亀さんがー!たぶん今まで会った中でいちばんの大物、迫力がありました。そのそばにもう一回り小さいのも。ゆうゆうと泳ぐ姿、かっこいいわー。おかげで満足度あがったなぁ。
午後からは少し雲が出て、陰ってくると濡れたままでは肌寒い。3時にもなると夕方の雰囲気、やっぱり夏とは違うんだな。
ホテルに戻ってシャワーと洗濯。落ち着いたとこで、歩いて高良食堂へ
手書きのメニューがいっぱいで悩む、そして食券システムが沖縄らしい。
夫はマグロ丼とそば定食(沖縄そばでなくザルそば?)私は豆腐チャンプル。これで¥500とかどうなっているのか。
カレンダーもなぜか大量に貼ってある、同じ11月ばかり4つも5つも…?!
ここでいったんホテルに戻り、車に乗り換えて北谷へ向かう。R58〜〜!
なんか車窓が曇るなーと冷房ガンガンに入れてもまだ曇る、おかしいなと思ったら、結露してるのは外だった!湿度が高いから?そういえば、昨夜寄ったスーパーの窓も外が結露してたなぁ、恐るべし湿気。
途中、隣を走ってる車を二度見、信じられないけどAV見ながら運転してる人がいたんですよ、すごいな沖縄。いろいろカルチャーショックがあります。
アメリカンビレッジ到着。夫は仕事で沖縄来る時にちょくちょく来てるみたいでだけど、私は何年ぶりかな。到着間際に花火のクライマックスだけちらりと見えました。土曜の夜はこういうのやってるのか。こんなに人多かったっけ?という印象。一体が浮かれてるというか、観光客いっぱいやん、そして米兵もいっぱい。
かっこいい車が停まってた。古い日本車が米兵にブームだとか?ジャーヘッドの黒人が大音量で音楽鳴らしながら走ってるらしい。
海沿いの、アーミーたちが集ってる店でシーシャがあって、私たちもやりたかったんだけど、シーシャ全部使用中ってことで残念。海辺でお茶だけ。しかしここにいるとコロナ禍にあるとは思えないな、誰か来るたびハグして集まって飲んで喋って盛り上がってる…
冬の大三角かな?(店の明かりで星はあんまり見えないけど)
11月8日 くもり
昨日より気温が下がってる感。空にも雲が。
いつもなら滞在期間中ずっと海が多いけど、さすがに11月、ちょっとそこらへんで海水浴できる感じでもなく、万が一熱でも出たら隔離されるかもの不安で、陸地に切り替え。おかげで、初めての場所をいろいろ巡れました。
まずは斎場御嶽。
山を少し歩きますが、日が照ってきて汗ばんで…これ、真夏だったらきつそうだな。途中、チョウチョがたくさん。名前はわからないけど黒地に青のや、赤の、アゲハもいろいろ。
植物や土の香りに包まれて歩くのもいい。本州はそろそろ紅葉の便りも聞こえてくるときだけど、ここでは南国の植物が緑を輝かせてました。
カタツムリ発見。ちっちゃなヤモリもいたよ。
ここは琉球石灰岩?鍾乳石?が美しく、見とれました。こういうのはずっと見ていてもいいなぁ。三角形のところでは、塩爺似のボランティアガイドさんがいろいろ教えてくれましたよ。
マンホールも魚模様
車を止めた道の駅に戻り、
売店でジュース「カーブチー」ってのを初めて見たので聞いてみたら、甘めの柑橘類だとか。沖縄はシークワーサーだけじゃなくて、ミカン類豊富なんだって。これは別のところで買った「タンカン」ジュース
売店の裏から久高島が見えました。
おなかも空いたけど我慢して、港川に向かいます。
お目当てはステイツサイドタウン、元は米兵用だった住宅街が改装されて、カフェやショップになってる映えスポットです。
異彩を放ってたのは彫師の店、この雰囲気の中に縦書き毛筆看板、いきなりの和テイストは目を引きました。
UFOバーガーでお店の名前がついたバーガーをいただきました。円盤状パリパリチーズが間にあってて、横から見るとUFOみたいってこと?
店内も(トイレも)おしゃれで女子率高し、でもシド・ビシャスの人形やピストルズのレコードがあったり、ギター(グレッチ)がおいてあったり、オーナーは意外とロック好き?
ここの時点で雨がちらついてたんですが、恩納村まで北上。昔泊まったホテルなどを横目に見ながら。びっくりしたのは万座毛になんか施設ができてたこと。
なんですか、ここで入場料を払わないと万座毛までいけないシステムみたいです。しかし強風かつ雨、寒いし、暗いしで中へ行くのは止めました。
聞いたら先月オープンしたばかりだとか。お手洗いも充実してて利用状況がひと目で分かるシステムがあり、便利になったんじゃないでしょうか。でも天候のせいか、海外からの旅行者がいないからか、人は少なかったですね。コロナ前は中国の人がいっぱいだったみたいですけど、この状況ではお土産屋さんもガラ空きです…。
お天気がよければ南の方とは色がちがうという本部の海が見たかったんだけど…あきらめて「おんな道の駅」へ。
立派なマンゴーパフェがあるって聞いてたんですが、お昼のハンバーガーがかなりこたえてるのと寒さでパフェなんてとても食べられそうになず、お土産を物色。
パイナップルのドレッシングとか、シークワーサー黒胡椒とか、家で楽しめそうな調味料と、友だち用にハイビスカスの石鹸など購入。近年はお土産用石鹸が人気なのかな?ホテルの売店でも同じの売ってたなぁ。今思えば、斎場御嶽の売店で「ここでしか売ってない」三角模様の石けんを買えばよかったような。
恩納村からの帰り道に寄った巨大なサンエーで沖縄そばのインスタント麺、じーまみ豆腐などお土産買ってホテルへ。
ホテルに戻ったものの、まったくお腹が空かない感じではありましたが(ハンバーガーどれだけ腹持ちいいいの…)、何も食べなずには寝れないだろうと歩いて三笠食堂へ。ここもやっぱり食券制ですわ。
夫はポーク玉子定食、私は沖縄そばを。そばなら食べられるかなと思ったけど二玉くらい入ってない?な量で、ごめんなさい、残しました。
ホテル一階カフェでのウェルカムドリンクチケットを今さら使う、コーヒータイム。8時半もすぎればほぼ貸し切り状態でした。
11月9日 くもり/雨
チェックアウトして首里城へ。
いやぁ、20年以上も毎年来てるのに、初めて入ったという…。
ちょっと前にテレビでやってたんですよね、首里城焼失から1年ということで。赤色のイメージだけど、出回ってた絵葉書には黒く描かれてたとか。いろいろな先生が自説を語ってらしたけど、やっぱり赤かな。
城と言って思い浮かぶ本州の城とは違って、ロード・オブ・ザ・リングなど西洋の城っぽい感じもする。
ここにはカニがいました。
外壁が曲線になってるわけ、ソテツが植えられてる理由もテレビで聞いたばかりで、ふむふむと見られました。焼ける前に来ておくべきだったなぁ。
ちょっと歩いて龍潭へ。
鯉と鳥が並んですいすい。この鳥、なんていうのかな?鶏のような赤い顔。あとで調べたらバリケン?台湾アヒルというのだとか。
そしてこれ見えますかね?大量の魚が集まってるポイントがあって、口をパクパクしてるんだけど(酸欠?)、鯉じゃない、しましまがある。ブルーギル?
続いては瀬長島ウミカジテラスへ
首里城を歩いてたときは日が照れば暑かったのだけど、曇ってきた上に風が強く、少し肌寒いくらい。リゾート気分満載な場所のはずなのに、上着着ちゃいました。夏の晴れた日なら、青い空、青い海、白壁の建物でいい感じなんだろうなぁ。
テラスから旅客機が那覇空港を離陸してく様が見えます。自衛隊機もくるくると飛んで。
さて、ランチする気で来たものの、なんだかんだ疲れが出てきたのか、どうも食欲がないのが中年ですな。軽めのタコライス。ここでの私の体温は30.0度、もちろん誤作動。
ここは空港に近く、フライト前に寄るにはぴったりなんだろうね(そのためにできたのか?)。
昨年までは中国の人であふれかえってたと聞きましたが、今やその面影もなし。オフシーズンだから、というだけでもないんでしょうね。テナントに空きが出始めてて、これが増えてくると廃墟のようになって余計…て心配してしまいます。
海ではウィンドサーフィンやってる人たちが。砂浜に降りてみました。
ビーチにきたらこれを書かねばなりませぬ、「ajito55」サイン。
帰りの便が16:10発だったので、時間はまだまだあるんだけど、早めにレンタカーを返して空港へ。
A&W。夫は柑橘系キライなのに、ここのオレンジジュースはおいしいって言うんですよカーリーポテトまで食べちゃった。おなか苦しいのに。
と、ぼんやりしてたら仕事上のトラブル発生。ひゃあ、Wi-Fiあってよかった、この時間でよかった、搭乗前にさっと直せる範囲でよかった…。
帰りの機体はさくらジンベエでした。
今回の沖縄は、ジャッキーステーキに始まり、ベタな観光スポットを総めぐりしたような感じです。58号を走ったり、那覇の町を歩いたりして、海だけの旅とは違う沖縄を発見した気分。中年夫婦の旅行者多いですね。
沖縄ってね、海や森など自然が素晴らしいだけじゃなくて、街にも独特さがあるのがいいと思うんです。今や日本中どこに行っても似たような風景しか見られないのに、ここはね。気候風土もあってか家の作りも違うし、お店の看板も独自のセンスだなーとか。マンションが林立してる都会でもありながら、ちょっと走ればどでかい駐車場のショッピングモールが賑わう地方都市の様相。街並みは台湾に似てるような気もするし、アメリカンスタイルも混在。いろんな文化がミックスされてカオスになってるのが魅力なのかな。
おみやげいろいろ。パイナップルのドレッシングはもろにパイン味、甘みと酸味でコールスローなどおいしくいただけました。写真忘れたけど、シークワーサー胡椒はそこまで香りを感じないかも。