2001.6/10~11 平湯温泉

実家の両親といっしょに旅行。夫はバンドのライブで留守番。
父に迎えに来てもらって、チャイルドシートを父の車に付け替えて、出発。
Aがいないと道中が退屈だ。今となっては親と話すこともあまりないんだなぁ。

6月10日

途中、高山に寄った。
駐車場を探しているとき、ラーメン屋さんの前に人が並んでいた。
そうかぁ、高山ラーメンかー。
パーキングに入れると、母が早速、管理人のおじさんにおいしいお店を聞いていた。
さっきの行列のお店も尋ねてみたけれど、「あそこは本に載ったから並んでるだけ」とのこと
「まさご」というところを教えてくれた
こちらも並んでいたが、少し待って、席が空いた。狭くて小汚い店だけど、こういうところがウマイというのは、やはり定説か?一風変わった味だった。スープがカツオだしで、
だけど、うどん系ではなく油な感じ。 父と息子は、ウマイウマイとどんどん食べる。
ラーメンとしては不思議な感じだったけど、 しっかり満腹だ。

食後は「古い町並み」と書いてあるところを散策。醤油せんべい& 塩せんべいをおみやげに買った。
そしてみたらしをほおばる。さっきお腹一杯と思ったのになぁ。
曇り空が晴れてきたと思ったら、じっとり蒸し暑い。平湯へ向かう。

せっかくの温泉、まずはお風呂だ!
関係ないが、息子は、大浴場を歩けない男である。
こういうところの床は、ざらっとした、岩風のタイルが敷かれていることが多く、その感触がどうもキライらしい。
足の裏をつけないように抱っこ抱っこで、親はヘトヘトさ。
あと、お湯が出てくる口が、ライオンの形になっているところもダメ。
「こわいー」と湯船に入らない。なんじゃそりゃー
さて、いつもなら夫にお願いしてるお風呂、今回は母と祖母といっしょに。
まぁ、ばーちゃんがなんとかうまいこと言ってくれたお陰でなーんと、岩で出来た露天風呂にまで入っちゃったよー
自分の足で立ってね。しかも気に入ったみたいで何回も入った。
外の気温15度、お湯に入っている部分は暖かいけれど、顔は涼しくて気持ちがいい。
お湯があまり熱くなかったのもよかったんだろう。
色も匂いも、温泉らしい温泉、平湯でした。

 

6月11日

昨夜は子どもと一緒に9:30に寝たんだけど、暑くてよく眠れなかった。。。館内に暖房が入っているんだよ。
何度も目が覚めてだるーい気分だったのに、息子は4時半に起きてきた。たまらんね。
6時頃、朝風呂を堪能。お気に入りの露天風呂も貸し切り状態だ。

新穂高ロープウエイへ。月曜なのに思った以上に観光客が多くておどろく。ゴンドラで上へ、上へ。
だんだん視界が悪くなっていく。
下はいいお天気だったのに、登ってみると、パノラマどころか雲の中にいるみたいに真っ白なのだ。
そして寒い。気温9度。長袖Tシャツ二枚でもすーっとする。
山の中を散策すると、たくさん雪が残っていた。うわー、別世界!
葉っぱの匂いがして、ウグイスが鳴いていて、ひんやりした空気が肌を包んで、これぞ森林浴!
リフレッシュ~

帰り道、再び高山に寄って、今日は飛騨牛のあみ焼きとやらをいただく。
昨日のおじさんが「肉なら天狗」と教えてくれたところ。非常にジューシーでおいしい。
「肉自体に自信あり」なんだろう、タレはなくて、おろしポン酢か塩こしょうで食べるものらしい。
そういえば松阪のお店でも、塩すきなんてものがあったなぁ。
普段の私には似合わない、グルメな旅である・・・


宿泊施設情報:岐阜県 高山・奥飛騨