タイパ、コスパ

仕事に関する考察

最近よく言うよね、タイムパフォーマンス、コストパフォーマンスな。若いヤツがこんなことばっか言ってるとか、それを年寄りが眉ひそめてるとかね。

タイパもコスパもすげー重要だよ。どっちも限りのある話だ。時間においては万人に同じだけしか与えられてないんだぜ

っつーとさ、動画を時短で見ることも肯定してそうだけど、そんなことは決してないよ。

なんかさ、みんなが口にしてるタイパコスパってやつは所詮タイムとコストのことしか言ってないような気がするね。

早けりゃいい、安けりゃいい、ってだけ。

タイパってのは時間あたりのパフォーマンスの高さのことだよね?

いかに短い時間でパフォーマンスの質と量を上げるかっつー話だ。映画を倍速で見るのは時短にはなってるが確実に心を震わせるためのパフォーマンスとしては下がりまくりでしょ。それをタイパとか言うのは本質を知らなさすぎるよ。

値段が高けりゃパフォーマンスが下がって、安けりゃパフォーマンスが上がるわけでもない。

あくまで金額に見合ったパフォーマンスをどのように判断するか受け止めるかってことでしょ。

ってことはタイパもコスパも上げていくべきだし、最も重要な要素になるとこだよね。時間をかけて良いものを作ることが重要ではなくて、良いものを作ることが重要なわけじゃん。そういう意味では何十年の修業することが単にそれだけで立派なことでもないよね。

完成品もしくは商品の価値とそれに係るコストのバランスが一番注視するところだよね。っつーことをさ、日常生活で比喩的にタイパとか言ってんだろうけど、その日常生活においてもマジメに人付き合いや自分の行動や成長をしっかり時間あたりのパフォーマンスで測ることは大事なことだね。

嫌いなヤツと付き合う時間、くだらない上司と付き合う時間、ゲームだのグダグダ惰性で過ごす時間、ただ自分のその時の好き嫌いだけで判断してる時間の過ごし方、それに対してタイパがどうのこうの言うのはいいけど、じゃあそれに見合ったパフォーマンスって具体的に何なんだろう?ってことまで考えてないと意味はないよ。

時間にしてもコストにしてもそのものが持つパフォーマンスと自分に必要なパフォーマンスとしっかり比較、検証して比べられるときにそういう言葉を使って自分の生活を充実させてもらいたいもんだよね。

タイトルとURLをコピーしました