京都日帰り

仕事に関係ない話

っつーことで、いつものグチをやめてお出かけ旅行記的なやつを書こう

(「お出かけ旅行記」はウチの家内が書いてる家族旅行の詳細レポート集ね)

家内が京都にある京セラ美術館まで「ルーヴル美術館展 愛を描く」を見に行くっつーからさ、オレも便乗して京都行ってみよっと思ったわけね。JRのエクスプレス会員ってのになってるから出発時間も適当で名古屋駅に着いたらほどよい時間の新幹線を並ばずに購入できるから便利だ。

が、しかしエクスプレスカードっつーのがいるらしいじゃん?それってオレが引き出しに入れっぱなしにしてるやつかな?ってことでダメじゃん!となったわけだが、これがまたマナカに紐付けられることがわかったのでスマホでなんかわからんが設定したらマナカで11時発の新幹線のぞみに乗れたよ。

そんなこんなで名古屋から30分かそこらで京都着。

新幹線内で隣の出張リーマンが弁当食べだしたこともあって腹が減っている!ので地下鉄で京セラ美術館最寄り駅の東山に移動したらすぐにそばストリート?に行くわけだ。

が、しかし並んでるそば屋がすべて閉まってる。遅れた盆休みみたいでどの店もこの数日間臨時休業してるんだよ。そういうことはマメにGoogleとか食べログ的なヤツにアップしといてくれんと…。

ま、ちょっと離れたとこにあるお食事処明日香って店に入ったよ。シャブ中のアスカとは関係ないからね。

そしてオレはなぜかそばではなくうどんね、やわらかくてプツプツ切れる袋麺みたいなうどんだったな…そばはうまかったらしい。

で、ご飯食べたあとはそれぞれが目的の場所へ向かうために一旦解散。異常なまでに暑い!恐ろしい陽射し!大丈夫なのか、オレ。まぁ目的もなく歩くわけだがしんどかったら喫茶店に避難する気満々で歩き出したよ。

まず最初は「青蓮院」だな。歩きだして1分も経たなかったね。「天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られ、現在は天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられています。青蓮院門跡は、古くより皇室と関わり深く格式の高い門跡寺院とされております。」らしいよ。

水曜の午後ってこともあって外国人が延べで15人くらいおったぐらいかな。500円かそこらを払って中に入ったんだけど、まぁまぁ敷地は広いよね。延暦寺の絡みっつーことで天台宗なんだけど、法然や親鸞も出入りしてたみたいで浄土宗や浄土真宗の聖地みたいになってる。なんだかまぁ昔は宗派みたいなのもごちゃごちゃだよね、みんな延暦寺で修行しちゃってるし。最澄すげーな。

庭がね、よかったよね。それぞれのお堂の周りも散策したり、庭を散歩したり、ついでに鐘を一発突いてみたりしてました。中年男性一人でね、くっくっく。庭は室町時代の相阿弥の作と伝えられるらしい、なかなかきれいな庭だったなぁ。ちなみに山を登って青龍殿まで行ったりしてないので国宝青不動は見てないよ。かわりに隣の「植髪堂(うえがみどう)」に行ってみた、別にハゲに効果があるとかそういうのではないよ。親鸞が得度したときに落とした髪があるとかなんとかっていうお寺ね。

まぁそんなこんなで雲が出てきて陽射しも弱まったので次のスポットへ移動だ!次に目指すのは「知恩院」だね、近いし。ここはもうアレだね、浄土宗の総本山だ。ビッグだぜ、ビッグ。

よくわかんなかったので「黒門」から入っちゃった。集会堂で子どもたちが集まってなんか催事してたんよね、だから小学生がわらわらいて最初どうすりゃいいんかわからんかったわ。阿弥陀堂から御影堂、大鐘楼から御廟、勢至堂、とりあへず行けそうなとこは全部回ってみたよ。

とにかくお山なだけあって激しいアップダウンばっかだな。長い階段登ったり降りたりし続ける感じな。途中激しく雨が降ったのだけどおかげでだいぶん楽になった、さすがオレ。

しかし、この知恩院も外国人が述べ数十人おったくらいで人少なめだね、まぁ楽だったけど。売店横にあるジュースの自販機があるのだけどジュースを買うとお念仏を唱えてくれるっつー機種があって人気だったね。やってみたかったが、ちょっと前に缶コーヒー飲んで休んじゃったからやめちゃった。ま、いいか。

帰りはメジャーな入り口「三門」を通って帰ったよ、男坂、女坂っつールートが2本あるんだけど、カバちゃんとかどうすんだろね。

ここまで一人で回ったら家内から連絡が。ってことで最初に別れた東山の駅で合流。

駅でガードレールに座って家内を待ってたら中学生の男女グループ6人組がやってきて、オレの前で行動計画会議をやりだしたんだよ。しかもオレの前っつーよりほぼオレもその輪の中に入ってる距離感でな。これって傍から見たら絶対オレもグループの一員にしか見えんじゃん?って感じだ。嫁が来てもオレがそこにいるって気づかないじゃん?わからんわ、こいつらの距離感…。

合流してからは地下鉄で三条京阪へ。

ところでこの東西線?の車両って幅が狭くないか?シートに座ると向かいの人が近いし、車両内を歩く人がいるとすげー近いとこをすれ違うぞ。わからんが京都って何でも狭いんだな。

三条京阪降りたら鴨川に沿って街なかを散策だ。人が多いな、外国人がいっぱい。こないだ新宿行ったときより外国人比率って全然高いんだな。

ちょいちょい川もあっていいな。そいでもって喫煙スペースもあるんだけど人だらけじゃん!ヤニカス多いよな、ま、オレもだけど。

プラプラ歩いてカフェで休憩だ。「ソワレ」ってとこ。なんだこれ?女子ばっかじゃねーか!かわいい、レトロ、くらい、の三拍子だ。飲み物もかわいいし調度品も冴えてる、まぁそうだろうな。

そういや、ここから磔磔が近いななんて話をしてて、ちょっと寄ってみようかなんてことを言ってたらおもむろに女店員さんが「私、磔磔でバイトしてるんですけど今日は休みですよ」って話しかけてきてくれたよ。なんて親切!そういう組み合わせでバイト掛け持ちする人がいるんだなwwwいつかオレが磔磔でライブするときが来たら改めてお礼するよ、キミに。

ここからはどうしようってことでなんとなく祇園を通り過ぎて八坂神社にでも行こうかなと思って歩き出したんだよ。まぁまぁ飲み屋や風俗店もあるもんだね、きれいな小川もあるのに。

先斗町(ぽんとちょう)を通り抜けたり無駄に歩いたりしながらね。

これがまた歩いてる途中のお店に貼ってあったポスターがあってさ、百鬼夜行展っつーのが「高台寺」であるとのこと。どこだよ?高台寺って?ってことでGoogleマップ頼りに行ってきた。

チープなディスプレイ(提灯)がよいね。庭もいいじゃん。

ま、百鬼夜行展の内容はアレなので割愛するわ…途中のこの竹林がよかったなぁ、テレビとかで出てきそうなやつね。

このあと「高台寺掌美術館」へ急いで行って(閉館まで15分くらいか)幽霊画を見に行った。

円山応挙 幽霊図(大統院蔵)江戸時代
鈴木松年 髑髏図(大統院蔵)明治~大正時代
伝河鍋暁斎 閻魔図 明治時代
地獄極楽図 江戸時代

があるんだよ。これはおもしろかったなぁ。地獄極楽図って巻物なんだけど時期ごとにちびちび展示箇所を変えてるらしい(行ったときに閉館準備で掃除してたおばちゃんが教えてくれた)。

このあたりってさ、以前行った「六道珍皇寺」なんてのもあって、なんか概ね幽霊っぽい地域なんかな。「地元の古い方々には鳥辺野同様怪異に縁の深い土地だと認識されています。」ってことみたいだし。

でもって「ねね」オシ?なのね。っつーか、ねねのお寺だったんだね、高台寺。オレの名字が「杉原」っつーんだけどねねの実家も杉原なんだよね。ということでねねはオレの先祖だと勝手に思ってるわけよ。尾張に住んでる杉原さんはたぶんみんなねねの末裔だね、オレ基準で。

しかしながらここまで1日山を登ったり降りたり、街なかを行ったり来たりしたらもうオレの万歩計は20000歩を優に超えたね。普段1000歩も歩かないのに。

ここからまた歩いて東山の駅に戻って京都駅に向かうことにした。

京都駅ではなんかご飯食べて帰るかってことでポルタってとこに行ったよ。行ったお店はこの店だけあんまり並んでなかったって理由で「三重人 京都ポルタ店」だね。京都まったく関係なし、しかも家内は元三重県民。以前石垣島で札幌ラーメン食べたり、沖縄本島で丸亀製麺食べたり、東京駅でえびそば一幻食べたり、地のものにあまり執着がないボクらなんでww

なんかとろろが付くだけで500円も高かったのが心底悔やまれるね…ごはんはおいしかったけどさ。

おみやげは知恩院で買った「念仏飴」、Sir Thomas LIPTON ティーハウス ポルタ店で買ったレーズンサンド、ロイズ京都の生チョコレート宇治抹茶とフロマージュだな、京都っぽくないか…

LIPTONの接客してくれた女店員が妙にかわいかったのでそれがおじさんには嬉しいよな(笑)

帰りの新幹線をまたエクスプレスなんちゃらで買うわけだけど、8時の時点でどの新幹線もいっぱい!なんじゃこりゃ?この時間帯ってそんなに人が多いの?わけわからん

次の新幹線もその次の新幹線もすべて予約いっぱいで取れず。結局5本ぐらいあとの8時47分発がようやく取れたわ。侮ってたわ、京都…

しかしながら…いやぁ久しぶりに出かけたね。もちろんすべて仕事における資料集めだけどな。おみやげといっても業務上の手土産だしさ。もうちょっと時間があれば京都在住のお取引先のところにもお邪魔したかったね。

そんなこんなで日帰り京都は終了。今日のこの日のことはグラフィックデザインajito55のデザイン制作やら、占いゼミテレーマの運営にも反映されるでしょう。

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