楽しむことは善ではない

なんかさ、楽しくなけりゃダメみたいなのとか、楽しけりゃそれだけでいいんだよみたいな言い草があるじゃん。

トップアスリートが本番を楽しみたいですとか言うのを真に受けちゃってね。っつかさ、このレベルの人たちってどれぐらい血のにじむような努力してるんだろうね?人生かけちゃってるんだぜ。そりゃもうそこまで自分の努力に自信もあるし、相手も同じだからあとはもうホント真剣勝負を楽しむさってことだよね。

それをろくに練習もしないで、なんとなく真似事程度やってみてる人が、アスリートだって楽しんでるじゃんって言えるのはすげーなと思うわ。

回転寿司で悪いことして全国に知れ渡ったアホみたいな人たちだって、そのときはめっちゃ楽しかったんだと思うよ。っつーことは楽しけりゃそれでいいじゃんっていうならそれは肯定できるの?楽しいが正義なら楽しんだそいつらは正義?
んなわけないじゃん。

簡単に楽しけりゃいいって言う人のことは信用できんね。もちろん楽しい日々を送るためにオレだって常に最善の選択と努力をしようとしてるぜ。ただ「楽しい」の基準をどう決めていくかは考えていく必要があると思うけど。

大体楽しんでる人の周りにはその人が楽しんでるせいで楽しくない人がいる。たぶんそれはどこで何しても一緒。楽しい遊園地には長時間立ち仕事でぐったりしてる警備員がいるようなものでね。だから楽しむ人は順番に入れ替わっていってバランスが取れていけるのが理想なんでしょう、きっと。
自分だけが無限に楽しもうっつーのはちょっとないだろうなぁ。

まぁ真面目にコツコツ自分の仕事をそれほど苦にせず進めていけるのが一番細く長く楽しめることかもしれんなー。

※あくまで個人的な感想なので「そうじゃない!」と思う人はそれぞれ自分の価値観で生きていけばよいと思います。
 

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