ブルースリーが言ってたね。
いろいろ試して、練習して、方法を考えて、またやってみて、なかなか思う通りにいかなくて、また考えて試して…そして最後の最後に思惑やらを捨てて自分の感覚を信じて何かを感じ取る。試行錯誤してね、最後に乗り越えられない一歩を感覚でつかむって感じなのかなーと思う。
でさ、なんかっつーと「考えるんじゃない、感じるんだぜ」みたいなこと言って、なんとなく雰囲気だけで乗り切ろうとするヤツがいっぱいいるよね。もう難しいことは考えたくないだけで考えることを放棄してんだよ。そういうヤツにはホント都合のいい言い草だと思うよ。
いくら考えてもまとまらないから気分転換に外で遊んだら急に閃くことってあるじゃん。それはやっぱさ、悩んで考えてたことが蓄積されてたおかげで視点が変わったときに懸案事項と対策がつながったわけでしょ。つまり普段何も考えてないヤツが外出したって閃くわけないじゃん、素材がないもん。
まぁこれはね、すぐに「楽しければいいじゃん」とか言って練習しないヤツにも通じるんだけどさ。
ま、普段から何をどうすりゃいいのかとか、何でそこはそうなってんだろうとか、この状態になってる理由はなんだろうとか、当たり前だと思うんだけど考え続けてなきゃいけないよね。そして考えただけでは足りない部分があったとき、心の声や感覚に目を向けるときが必要なんだと思う。
そこらへんで日常生活や社会生活してるぐらいで直面する問題なんて大抵よく考えたらなんとかなることばっかじゃないの?
悟りの境地を開くほどのハイレベルな修練のときに「考えるな、感じろ」って言う言葉は意味があるんだと思うなぁ。
※あくまで個人的な感想なので「そうじゃない！」と思う人はそれぞれ自分の価値観で生きていけばよいと思います
