余白っつってもデザイン的なアレはおいておいて。
例えばA4のチラシを印刷するときに、A4の用紙をセットして印刷するってわけじゃないのです。
もうちょっと大きな紙に印刷してから、A4の大きさに断裁します。
なんでですかね、ええ。
なので用紙いっぱいに写真があったり、フチまで模様があったりする場合には余分に色をつけておきます。この余分なとこが3mmくらい必要です、塗り足しとかいいます。
機械で断裁するんだけど、これが若干ずれたりします。もしもズレた場合、端っこまである写真より内側で切れりゃいいんだけど外側にズレて切れると紙色、つまり白い部分ができちゃいます。言葉ではいいづらいけど。
ということで3mm余分に外側に写真なり模様なりをはみ出させて作らないと印刷屋さんは刷ってくれませんね。
逆に紙面のギリギリまで文字やらをレイアウトしちゃうと、内側にズレた場合文字が切れちゃいます。ということで紙面の端っこには少なくとも3mm以上余白が必要です。
コレ、知らないと印刷用データとしてはいいものができなくなるんで注意ですね。どんなに素敵なデザインや写真でも印刷屋さんが刷れないわってなったらカタチになりませんからね。
かなり地味な話でしたね…。