なんだか「親に感謝！」とか言ってるといい人っぽいね。ま、アホか？って思うけど。
自分で望んで生まれてきた人なんかいないじゃん。望んだのは生んだほう、親の都合ね。たとえこの子には弟が必要ね、ってことだとしても弟のほうは確実に家族の都合じゃん。
親になる大人が勝手に理想の家族像を追い求めて子作りしてるだけで当の子供の都合なんて構っちゃいないよね。んでもって、自分の子供を健やかに元気よく幸せになるように育てるのはあまりにも当然過ぎて何一つ自慢することでもない。誰だって当たり前に自分の子供を幸せにしようと一所懸命育ててるよ。それはオレが親になって一番感じてるところだ。
なので「誰のおかげで大きくなったと思ってるんだ！」とかいう親は全部はき違えてるよ。子供のほうだって「育ててもらってありがとう」なんて思う必要は一つもないだろ？
勝手に生んで子供の幸せを願って全力で育てる、当たり前で当然のことだ。
当たり前すぎるので子供が親に感謝する必要はまったくない。
だが、親の苦労や愛を感じることは多々あるだろう。それを感謝して親孝行などせずにその思いの丈をすべてまた自分の子供に注げばいい。自分が受けた以上の行為を自分の子供にしてあげることだ。
オレは子供に「オレに感謝などするんじゃないぞ、ありがたいと思う気持ちが湧いたらいつか自分の子供が生まれたときに自分の子供を全力で愛せ」と伝えている。仮に自分の子供がいなかったとしたら、自分の周りの子供や世界中に子供がいるのだからそれを愛せ、とね。
常に子供は親に感謝をせずに、次の子供に情熱を捧げ続ければ未来は明るい。リスペクトは年寄りだろうが若者だろうが同じ様にするべきだぞ。ないがしろにしていいことは一つもない。
ただ親に恩義を感じる必要はない。その分はすべて次世代へ注げ。
※あくまで個人的な感想なので「そうじゃない！」と思う人はそれぞれ自分の価値観で生きていけばよいと思います。
