昭和の社長

昭和の高度成長に乗っかって商売始められた方って多いよね。たぶんがむしゃらにがんばって、働いただけ成果が上がった時代なんでしょう。

で、そこから数十年の間に経済状況が変わってきて、その都度体制を変えたりチャレンジしたりして大きくなったりしたんでしょうね。でもまだ現状生き残ってる昔の考えのままやってる人も大勢いらっしゃいますわ。なんとなく今までの資産や顧客でギリギリ生き残ってる感じね。

わかんないけどそういう社長さんはいろいろなことがバージョンアップしてないし、そもそも商売がうまくいったことが自分の能力だけのおかげだと思ってる。前述したように時代の流れっつーのがあって、それに乗っかっただけだったっていうことに気づいてないよね。

いやもちろんリスペクトする部分もたくさんあるんだけど、それでもやっぱり時流に乗っただけっつー自己批判?謙虚?冷静な分析?は必要だと思うんだよ。

その辺をまったく理解できずに、走り回って頭下げまくって汗かけばうまくいくと思ってる。そこは重要なんだけどそれだけでこの先もいけますか?って話な。

まぁオレも反省を込めて考えてるとこなんだけど、価値観や経済観念や行動パターンや、いろんなものが全然違ってきてるじゃん。普通のおじさんの商売は普通のおじさんにしか受け入れられないよ。そのあたりの人口が多いからなんとなく生き残ってるんだとは思うけどね。

それでもって「今の若い奴らは」とか言ってたらそりゃ商売難しいでしょうね。

がんばってがんばってがんばりましょう!ってのも大事だけどきちんと現況を察して馴染めるようにしたらいいのにね。まぁ大抵は「今の時代がおかしい」だの「わしにはわからん」だの言ってアップデートを避けてるだけだし、自分の成功体験を今もずっとずっと引きずってるだけのことに目を向けないだけなんだけどね。

あ、概ねウチのオヤジの話なんだけどさ。

※あくまで個人的な感想なので「そうじゃない!」と思う人はそれぞれ自分の価値観で生きていけばよいと思います。

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