阿国残影おくにざんえい

イベント

2017年 4月23日(日)開演 pm3:00〈開場 pm2:30〉
村国座 各務の舞台

絢爛たる安土桃山の時代。
阿国は舞と踊りで時代を席捲し、天下一の称号を得る。
しかし、阿国の心は揺れていたー。

慶長五年(一六〇〇年)関ヶ原合戦の年、京の都は近衛邸へ招かれ、阿国が踊りを披露したという記録が残っている。

出雲の巫女と称し、一座を組んで大阪へ出てきた阿国は大村由己梅安に仕えていた傳介と知り合う。傳介は阿国一座に加わり、いつしか阿国へ心惹かれていく。しかし、阿国は傳介の想いに気づかない。
そんな折、阿国の前に名護屋山三が現れる。槍の山三と呼ばれ、笛の名手でもある山三に阿国は恋心を抱く。
傾く阿国と山三。二人は互いに惹かれあうが、山三は「傾き」に徹する事ができず「城」という仕官の道を選び、阿国の元を去っていく。
心折れた阿国は、それでも舞い踊り続けた――。

阿国の生年は不明、そして没年も定かではない。

塚本知子現代舞踊ソロプロジェクトvol.3

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